こんにちはみなさん。
画材の通販サイトで 水張りテープを買いました。
なぜか ヤマト宅急便の袋に入って、ゆうパックで届くっていう… よく分からない梱包で送られてきました( ̄▽ ̄;)。
ちなみに 25ミリ幅の水張りテープを半分に割いて使っているのは、私です(笑)。
大作は無理ですが、6号くらいまでの小品なら 5ミリほどのりしろにして、半分の12ミリ幅でも充分、水張りが可能です。
もっとも、紙を張る板にもよるでしょうか。
私の場合、表面が平滑なシナベニヤ合板に張ることがほとんどです。
が、多くの木製パネルは 目の粗いラワンベニヤ…目が粗い分、板との接着面に相応の幅を取らないと 糊が効かず紙が浮いてしまうことになります。
まあプロでもなければ 毎日水張りする訳でもないでしょうから、水張りテープをタテに割いて使うなんていう どこかえげつない節約をしなくともよいかと思います。
私は 生理的に水張りしないと気が済まないタチなのでして…。
ブロックタイプなども便利で 教室では受講生さんたちにお薦めしていますが、繰り返し水を多く使って描いているとぺりぺりと浮いてしまって、決して万能ではないようです。
先日も まだ使ったことのない「クラシコファブリアーノ」という紙を教室の生徒さんから頂いたので、早速水張りして描き味を試してみました。
ひと口にクラシコファブリアーノといっても 様々な種類があるようなのですが、頂いた紙はコットン50%という組成、厚みは200g/㎡くらいでしょうか。
画面上で筆を滑らせると、少しぬめっとした感触が 指先に伝わってきました。
発色は 普通にいいようです。色が乾いたあと残るエッジも どこか上品であたたかい感じ。
色の定着はあまりよくないようですが、それだけに 乾いても洗い落としは可能です。
私の場合は 薄い色を何度も重ねて描くので、定着のよい、色を重ねても下の色が流れ出さない紙が好みです。
価格が…この記事を書いている現時点で 確認できてないのですが、あるサイトによると アルシュより高価とか…( ̄▽ ̄;)。
もっとも アルシュより高価っていうのは厚みが300g/㎡のことかもしれません。
総じて、やさしい、あたたかみある紙、洗い落としが効くので 修正しながら即興的に描く人には向いていると思います。
12月6日の記事で紹介した ホルベインの「ホワイトアイビス」とは すべてにおいて真逆の紙、と感じました。
安く手に入るなら 私も使ってみたいなあ…(=^・^=)。
今後も 気になる紙、画材等、このブログ上でレポートしていければと思っております。