早春に澄む(=^・^=)。

こんにちはみなさん⋅⋅⋅。

関東では 「そんなに寒くない日」がちらほら、出現するようになってきました。

三寒四温、といいますか 三歩進んで二歩下がるといいますか(笑)、こうして少しずつ 少しずつ、春になってゆくのでしょう。

数少ない私の手持ちの服のなかで、一番厚いダウンコートは 昨冬は数えるくらいしか出番がなかったのですが、この冬は 毎日とはいかないまでも 月の半分以上、そのコートで外出していますから やっぱり、特別な寒さのようです。

新作を一点⋅⋅⋅。


「早春に澄む」 28 × 18.6 センチ

場所は 埼玉県飯能市。
曼珠沙華の群生で知られる「巾着田」を形成する 高麗川(こまがわ)の支流になります。
ちなみに元ネタがこちら⋅⋅⋅。

正直、出来はあまりよくありません。
パッとしない、というかな⋅⋅⋅( ̄▽ ̄;)。
スパッと思考を、邪念を断ち切るような水の冷たさを表現したかったのですが、タイトルとは裏腹に 水があまりきれいではないですし。
画面上部、奥の影は樹木の影ですが、写真だと真っ暗で そのまま描くと暗きょのようになってしまうので、少しトーンを和らげています。
でも もっと違う描き方があったのでは⋅⋅⋅と 後になって反省しています。
暗い影の手前の、枯れた葦みたいなのも 徹底的にマスキングして、もっと突っ込んで描くべきでした。
特に水際⋅⋅⋅。
水の風景を描く際、水面と、そうでない部分の境目を丁寧に仕上げると 水の風景としての魅力が格段に上がります。

水底の茶色、明るいところはローズマダー+パーマネントサップグリーン、暗い部分はペリレーンマルーン+ウインザーグリーン(イエローシェード)の混色(いずれもニュートン)、そして それぞれの色に加える水の増減で明暗を表現しています。