「秩父華厳の滝」へ(*^-^*)。

こんにちはみなさん…。

ここへきて 唐突に冬がやってきた印象です。
電車に乗っていても風邪ひいている方、多いなあ…( ̄▽ ̄;)。
寒暖の差が激しくて 外へ出かける際などは 着ていくものもつい考え込んでしまいます。

先日 取材がてら訪れた秩父郡皆野町の郊外で 突如眼前に現れた、まるで宮崎アニメに出てきそうな巨大な鉄の輪…。

ぱっと見で 直径5メートルはありそうです。
水を引いていたとおぼしき管が上に付いているので かつては水車として使われていたようなのですが、全体赤錆びてボロボロ…もちろん動きません。
草木に覆われたその様相からして 動かなくなってから相当の年月が経っているものと思われますが、それにしても鉄の水車っていうのも珍しい…((+_+))。
いったい、この水車が生み出す動力で 何をしていたのだろう…??

この秋は 取材らしい取材があまり出来なかったので、少しでも秋の名残りをカメラに収められたらと出かけてきたのです。


皆野町周辺の 小さな支流から荒川の本流に注ぐ合流域など散策出来ればと思い出張ってきたのですが、近辺に「秩父華厳の滝」という名所があることを知り、急きょ、現地で予定を変えて 滝まで歩くことに(*^-^*)。
近辺といっても 最寄りの秩父鉄道・親鼻駅から6キロ以上あります。
極端なアップダウンはなかったのは助かりましたが、行きつ戻りつ、川岸に降りたりと ロケハンを兼ねて写真を撮りながら歩いていったので 私の足で1時間半くらいかかりました。

上の赤錆び水車はその途中で見つけたものです。
絵になるかっていうと 何か異様な、非日常的な雰囲気が漂っていて、描きたいという気持ちは湧いてこない…人々の生活の一部として 今も使われていたら 絵にしてみよう、となるのですが。

肝心の「秩父華厳の滝」は、落差12メートル、これで「華厳の滝」を名乗るのは 本家の華厳の滝に失礼じゃないかっていうくらい、小ぶりでしたが(本家の方は落差97メートル!)、想像していたよりずっとしっかり「滝」でした(笑)。

すごく期待して出かけたのに 意外とそうでもなかった、ということが こういう取材ではままあるので、「期待はずれでも それもまたよし!」と思うことにして(笑)歩いて行ったのですが、滝らしい「霊性」も感じられましたし、途中で絵になるポイントもいくつか発見できたので、出かけてきた甲斐があったなあ、と…(#^^#)。
その後 滝入口の茶屋で食べた山菜うどんの美味しかったこと(≧▽≦)‼


昔 学校の給食で食べたソフト麺みたいだったけど…( ̄▽ ̄;)。
しかも 七味唐辛子と一味唐辛子を間違えてしまったため、その後ちょっと大変でしたが(笑)、 1時間半せっせと歩いても汗ひとつかかないくらい寒い日だったので、それもまたよし、でした。
お店の中がまた 薪ストーブで温められていて、これがすごく温かい!!
暖房の熱にも「質」があるのだなあ、と あらためて感心しきりでした。
私と同年代くらいの(もうちょっと若いかな)、おかみさんの可愛らしい声に癒されつつ 茶屋を後にしたのでした。

薪ストーブの上のやかんは いずれモチーフにしてみるつもりです。
春になったら また来ようっと(*´▽`*)。