久方ぶりのアルシュ極細(*^-^*)。

こんにちはみなさん…。

新作を一点…。


「遠い想い ’19」  22.8 × 14 センチ

家から歩いて5分ほどの場所から捉えた夕陽です。

今回は元ネタ画像がありません。
画像が行方不明なのです。
すみません、パソコンのなかのどこかに保存してあるはずなのですが、いまのところ見つかっておりません((+_+))。
私の場合、普段からパソコンを使って仕事をしている訳ではないのですが、画像の行方不明とか 結構ある話なのでしょうか?
無駄な画像も多いので 余計に見つかりにくいのかも知れません( ̄▽ ̄;)。
無駄なモノ、無駄な人間関係、無駄な教室(笑)などなど、自分はどのくらい持っているのだろう。
人と比べたら少ない方じゃないかと思っていたのですが、自分でそう思っているだけかも…。
パソコンの中も断捨離しないといけないですね(>_<)。
あと 心の中も…(笑)。

今回の絵、私が立っている位置のすぐ右にはスーパー、左手には住宅や工場が並ぶ何の変哲もない場所です。
でも 西の方角へ大きく空が開けている場所なので、「きれいな夕景が見られそうだけど、出かけている時間がない」という時にここへやってきます。
紙は 10年ぶりくらいでアルシュの極細を使ってみました。
小品でも描き込める紙を、と思ったのもありますが、世界堂へウォーターフォードの細目を買いに行ったら店頭になくて、仕方なく同じような性能を持つアルシュ極細を買ってきた、というのが事の顚末です。
家に帰ってから通販で買うか、とも考えたのですが、出来ればいますぐ目の細かい紙が欲しい、と思ったものですから。
マットな質感のアルシュ極細、色の沁み込み方が独特で、ムラなく平塗りするにも難儀な紙です。
また ウエット・オン・ウエットの際の色を差すタイミングや、色が拡がるスピードも中目の紙とはかなり違うので、使いこなすには相当の経験が必要です。
あと、そういった紙の特性に合ったモチーフを選ぶことも重要でしょうか。
今回のような 広く風景を切り取ったような構図は向かないかもしれません。
でも さすがはアルシュ、発色はきれいだし、色の定着はとんでもなく良い紙です。
この紙で人物を描いたら、藤田嗣治のような繊細な絵が描けるかも…と思いました。

こんな扱いの難しい紙、アルシュは値段も高いので お薦めはしませんが、あえて難しい紙に挑戦して腕を上げるのもありかと思います。
ぜひぜひ!

あっ、あと フラットな紙ゆえ、サインが書きやすい(≧▽≦)!!
これは、フィニッシュのあとの 小さな喜びでした(*´▽`*)。