こんにちはみなさん…。
平穏無事に正月も過ぎ 早やひと月…。
この冬は例年になく寒いですが、いかがお過ごしでしょうか。
私の3つ下の弟は 周囲の誰もが認める、いわゆる「泣き上戸」で、本当に えっ…ここで泣く⁉、みたいなシーンが多い男なんですが、その度合いというか頻度が極端なので 周囲が面食らうこともしばしば…。
まあ わかりやすいっちゃわかりやすいんですが、要は根っこの部分から人情家、ということなのでしょう。
口は悪いが根はいいやつ、みたいに思われていて、時に人を罵っても「愛のある悪口」(彼の娘である姪の言葉です。うまいことを言う…)と なかば肯定的に受け入れてもらっているようです。
アウトローを気取っているのか 「俺は人を信用しねえんだ」などとうそぶいたりもしますが、その実、こんなに人を信じている男もいないわな、とも思います。
ただ そんな弟がいると、相対的に、情にもろい弟に比べて兄の方は…みたいな構図が自然に、自動的に周りの人の間で出来上がっていくようで、いつの間にか私、菊地はクールで冷淡…みたいなイメージを持たれているようです( ̄▽ ̄;)。
まあ ふだんから口数も少ないですし、あまり感情を表に出すこともないので余計にそう思われやすいというのもあるのですが。
また「この人 ちょっとやだな、自分には付き合えないな」という人とは その周囲の人たちもろとも関係を切ってしまったりするので、そういう時の菊地は本当にクールで冷淡だったりします。
でも 人に見せないだけで、情にもろい面がまったくない訳でもない…。
男が人前で泣くと 「同情や慰めを求める弱い男」「弱さをウリにするあざとい男」、もしくは「自分に酔ってる、自分大好き人間」みたいに感じる女子とか一定数いて 一度そういうレッテルを貼られてしまうとそれを覆すのは容易ではないので、身内の葬儀など「みんなが泣くシーン」以外ではなるべく、涙は見せないようにしています。
とはいえ、人のやさしさに触れてしまうと、やっぱり弱い…(#^.^#)。
自分がやさしくされた時だけでなく 誰かが誰かに手を差し伸べているのを傍で見ているだけでも、結構うるっときたりします。
あと、子ども…。
勉強も運動も苦手で 強い劣等感とともに生きてきたせいか、いまだに自分の子どもが欲しいとは微塵も思わないのですが それはそれとして、子どもの健気さ、やさしさに触れたときなどはめっぽう弱いです((+_+))。
たとえそれが現実のことでなく 漫画の中であっても、です。
読売新聞朝刊の4コマ漫画「コボちゃん」でぼろぼろ泣かされたこともあります。
新聞の4コマ漫画で泣くの⁉と言われそうですが…(#^.^#)。
「おじいちゃん」にクリスマスプレゼントに何がほしいか聞かれて「ちくわ」と答えた孫の「ミホちゃん」が欲しかったのがじつはちくわではなく そのおじいちゃん、おばあちゃんにあげるための「ワクチン」だったなんて回を読んだときなんかもう、漫画の中のおじいちゃん同様、ぼろぼろでした( ;∀;)。
ミホちゃん、可愛過ぎ…(≧▽≦)。
また 子どもと言えば…。
プロ野球・読売ジャイアンツで現役を終え、その後コーチ時代にくも膜下出血でグラウンドで倒れ亡くなった、木村卓也さんの息子さんの始球式なんかもう、テレビで観ていて泣けて泣けて…。
通常のマウンドより前から投げてはいたけど、投げた球が 誰が見ても完全なストライクだっただけに余計です。
グラウンドで観ていた同僚の選手たちは大変だったんじゃないかな…。
新作を一点…。

…といきたいところだったんですが、ここまで描いて もっと構図を変えたほうがいい、という考えに至りまして、描き直すことに…( ̄▽ ̄;)。
まあ よくあることです。
ちなみに 元ネタはこちら。

雰囲気は悪くないですが、モノが多いわりにどこか、散漫な感じがしたものですから。
カゴの内側だけに絞りこんだらどうよ、と思い立ち、さらにトリミングしてみました。

うん、この構図ならりんごやミニトウモロコシの質感にグッと迫ることが出来ます。
これで トウモロコシのひと粒ひと粒の色の違いが出せたら、かなりいい作品になりそうです(*^_^*)。
幸福の度合いは どれだけ感情を揺さぶられたか、そういう出来事に出会えたかによって決まるような気もします。
たった1回の新聞の4コマ漫画が「宝物」になることも、ある。
「コボちゃん」の作者の植田まさしさんには 畏敬の念を抱くとともに純粋に嫉妬しました((+_+))。
毎朝新聞に連載している4コマ漫画の、たった1回でここまで、人の心を動かすなんて、と…。
モノをつくる者、かくあるべし、ですねぇ…。
ではでは、また~💛
次回の更新は3月1日(土)です。