こんにちはみなさん…。
日本各地に甚大な被害をもたらした 台風19号…。
私の住む埼玉県東松山市にも 爪痕を残していきました( ̄▽ ̄;)。
地名がニュースなどで流れたせいか、あちらこちらからご心配いただき、メールなど届きました。
菊地も 両親も家も、何ともありません。至って元気です。
ありがとうございました(≧▽≦)。
今回氾濫した「都幾川」は、私の絵にもよく登場しますが、氾濫した、とか水があふれた、ということはまずありませんでした。
過去の記憶にもないのです(忘れているだけかもしれませんが)。
危険水位に達した、というのは何度かあったように思います。
また、明治時代にまで遡ると ものすごい大洪水があったと地元の史実には記録されています。
私の家は 土地の持ち主が管理し切れないことによって出来た雑木林に囲まれていまして、平素はむさ苦しい場所ですが、台風などの時は防風林の役目をしてくれるのです。
その分、倒木による停電など心配していたのですが 今回はありませんでした。
家から河川敷までは自転車で10分くらいですが、間には住宅やお寺、ホテルなど様々な障害物がありますし、堤防より高いところに家は建っているので、それこそ明治の大洪水のようなものが起きないかぎり、水が押し寄せる心配はありません。
12日夕方から繰り返し、都幾川流域に住む住民への避難指示を呼びかける市の防災無線が流れていましたが、19号が通過した夜も風は想像していたほどには感じず、「そんなでもなかったな」とひと安心していただけに 報道を見た時は衝撃でした。
これはとにかく、自分の目で確かめてみなくちゃ!と思い立って、夜が明けてから流域を2時間ほど 自転車で走ってみました。
見慣れた光景、「絵になる構図」が行く度に見つかっていた河原も無残な景色に…( ̄▽ ̄;)。
途中、ぬかるみで前に進めなかったり、「この先は危ないですよ」と声をかけられたりもしました。
住人の方が作業していたので写真には撮れませんでしたが、ブロック塀も至るところで倒れています。
「川や田んぼの様子を見に行かないでください!」というNHKのアナウンサーの忠告を無視して、川や田んぼに近付いてみましたが、凄まじい轟音と流れに空恐ろしくなって すぐにその場から離れました。
いまから思うと、川に近付いたことだけでなく 自転車で見て回ったこと自体、かなり危険なことをしていたのかもしれません。
空は晴れ渡っていたのですっかり油断していたのですが、千曲川の例を挙げるまでもなく、台風本体が過ぎたあとでも被害が拡がることがあるからです。
いまは 早く元の穏やかな「都幾川」に戻ってくれることを願うばかりです(#^.^#)。