こんにちはみなさん…。
秋らしい秋を味わうこともなく、気が付けば12月…。
2023年もあとひと月ですがな…( ̄▽ ̄;)。
みなさんにおかれましては どんな年だったでしょうか。
私はといえば 手首の怪我から始まって、それが治ったと思った矢先に腰を痛めたり、人生初の「自分のクルマ」が家にやってきたりと、悲喜こもごもでした。
いや まだひと月ありますから、振り返るのはやめにしましょう。
このひと月で 大事件や大どんでん返しとか(笑)、あるかも知れないですし。
りんごの課題
りんごの ちょっといい画像を入手したので…
教室の課題にすることにしました(≧▽≦)。
とりあえず完成見本として 一点描き始めたのですが、現時点で4割程度しか出来ておりません。
ただ小品ということもあり、今回は色を載せるたびにスキャナーで取り込んでみたので、順番にアップしてみますね。ちなみに絵具はすべて、ウインザー&ニュートン社のもの、紙はファブリアーノ アルティスティコ・エクストラホワイトです。試し描きしたことはありますが、本番で使うのは初めて、コットン100%の紙です。
鉛筆で下描きしたあとのまずは一発目、画面全体に統一感を持たせるために「ローズドーレ」を薄くウオッシュ。画面の中心から塗り拡げていき、りんごを覆った辺りで周囲の余白にフェードアウトしてゆくように水でぼかしています。
手前2つのりんごの上部、細い枝のハイライトをマスキングしたのち、ウエット・オン・ウエットで色を置く。刷毛で画面全体に水を引き、「カドミウムレッド」と、「カドミウムイエロー」+「ゴールドオーカー」の混色を大まかに滲ませています。
赤い実ひと粒ひと粒のツヤをマスキングしたのち ふたたび画面に水を引き、りんごの側面に「カドミウムレッド」+「ブラウンマダー」の混色を濃く、小さく滲ませる。
赤や黄色系だけでは色に深みが出ません。赤と補色関係にある緑系の色を りんごの影になっている面に置きます。上の画像では「ネイプルスイエロー」+「オリーブグリーン」の混色を置いています。
ここで いったん画面下部のテーブル(?)の色を軽く入れておきます。「ブラウンマダー」+「パーマネントサップグリーン」の混色を 葉っぱを除けながら置いています。
画面上部のりんごの外側、「強く黄色を感じる箇所」に、ウエット・オン・ウエットで「ゴールドオーカー」を単色で 濃い目に滲ませています。この時点ですでに 描き過ぎた感もあります((+_+))。
すみません。時間切れでアップ出来るのはここまでです( ̄▽ ̄;)。この続きはまた次回アップいたします。
今年の更新は今回が最後になります。きままでマイペースなこのブログに今年もお付き合いいただきありがとうございました(≧▽≦)。
来年は一年くらいかけて このブログをもっといいもの=みなさんのお役に立てるブログにしたいと考えております。具体的には今回のような 個々の作品の制作手順や、独特と言われる菊地の混色のつくり方、その色の組み合わせなど、出来れば動画なども用いて(極度のデジタル音痴なので、クオリティの高い動画が撮れるのかどうか、甚だ自信がないのですが…汗)公開しようと目論んでおります。あくまで「一年かけて」です。来年早々から急にすごいお役立ちブログになるわけではないので、気長にみてやってくださいませ(*^_^*)。
ではでは、また来年まで、ごきげんよう~💗
次回の更新は2024年1月1日(月)です。