こんにちはみなさん…(*´▽`*)。
早朝6時半。埼玉県比企郡小川町…。
朝の光だけが持つ「豊かさ」のようなものってあると思うのですが。
夜の眠りから目覚めたのちにやってくる、満ち足りた感じっていうのかな…。
そんな〝豊かさ″を全身に浴びながら 町の中心を貫く「槻川」に沿って歩くなかで見つけた構図です。
私の絵のなかにも 度々登場している槻川…。
数年前、世界遺産にも登録された 町特産の和紙も、この川の清流あってこそです。
町なかに 突如として現れる、大きな水門…
「栃本堰」と呼ばれています。
元禄3(1690)年のこの付近の地図にも、この堰が載っているそうですから、もう300年以上も 川の水を抑えつつ、町の人々の暮らしを見守り続けていることになります。
何度か改修されて、昭和61年から現在の姿になったのだそう…(*^-^*)。
西から東へ流れるこの川にあって、水門の上流側は ちょっとしたダム湖のようになっているので、早朝、さらに上流側から東を眺めると、鏡面のような水面に映る、水門のシルエットともう一つの朝陽が見られるのです。
絵になり過ぎる感があって いまひとつ食指が動かないのですが( ̄▽ ̄;)。
日々の生活に追われて、人間はいったい どれだけのうつくしい瞬間を見逃しているのでしょう。
朝早くから 果敢に(笑)歩く人間だけが見ることの出来る、とっておきの光景です(^^)v。