風の片’21、終了しました(≧▽≦)。

こんにちはみなさん…。

銀座・ギャラリー向日葵での個展「菊地和広水彩画展 風の片’21」、無事終了しました(*´▽`*)。

デザイン学校時代の恩師のひとり、建石修志先生と。直にお会いするのは25年ぶりくらいかな?この先生と出会ってなかったらと思うとゾッとする、というくらい影響を受けた方です。

疲れたぁ…( ̄▽ ̄;)。
早朝の清掃バイトも休まず、毎日在廊していたので まあ、疲れました(笑)。
毎度のことなんですけどね。
画家は個展の際、必ず画廊に居なければならないというルールがある訳ではありません。
初日と最終日だけ在廊、あとは画廊にお任せ、という作家も多いです(最近ではむしろ、そっちの方が多数派かもです)。私は、誰かの個展を観に行った際、喋る、喋らないは別としても やはり作家さんには会いたい、描いたその人を見たい、と思う方なので 自分の個展でも出来る限り画廊に詰めようと思っております。
時間を工面して来てくださったお客様には 会って絵の感想など聞きたいですし、絵描き仲間にも直に会って刺激をもらいたいのです。
もっとも 年老いた両親の介護がそろそろ始まりそうなこともあり、いざそうなったら 個展で全日在廊するというのも恐らくは出来ないでしょう。
まあ そうなった時のことはその時に考えます。
起きてもいない先のことを憂えていても仕方ないですしね。

個展直前まで描いていた30号は、結局こんな感じになりました(#^^#)。

「静寂の光」 30号

出来は、可もなく不可もなく(笑)。逆光気味に上から降り注ぐ陽光はわりといい感じで表現出来たのですが、画面上半分の背景の木の枝ぶりなどは、もっと整理出来たのでは…と 描き上げてから思いました。
大作を描くことに慣れる、というかルーティン化して あらためて次は100号くらいいってみようと考えております。

個展の際中は 世の中のことに疎くなります。
いまはスマホがあって 大きな出来事もすぐにチェック出来るので、台風が関東直撃は免れたことも 岸田新総裁が誕生したことも、漫画家のさいとうたかをさんが亡くなられたことも 画廊の中で知ることが出来ましたが、昔はいったん個展が始まると、家と画廊とバイト先の間をくるくると巡回しているような感じ…家に帰るとくたくたになって テレビも付けず新聞に目を通すのも億劫で、一週間の個展を終えた次の日には こんなことが世間で起きていたのか!と毎回、浦島太郎みたいな気分になっておりました(笑)。
まあ、都心から家が遠いというのもあるのですが。
遠いけど 帰れない距離ではないという、何とも悩ましい微妙な距離なのです。

コロナや台風の影響があったにしても 今回の個展は記録的に来場者が少なくて、作品の売り上げも伸び悩みましたが、それだけに思考する時間はたっぷりありました(*^-^*)。

負け惜しみになるかもしれませんが、これはこれで  とても有意義な時間になりました(≧▽≦)。

その空白の時間を使って今後の展開などなど、いろいろと思案を巡らせておりました。
気持ちはすでに 次に向かっております。

いらしてくださったみなさん、本当にありがとうございました!
心より感謝申し上げます(≧▽≦)。
ではでは、また~💛