朝だけギャラリー、開幕(*^_^*)。

こんにちはみなさん…。

異様に寒暖差の激しい2月でした。

気温が25度を超えたかと思えば…。

翌日には10度以下って いったい…( ̄▽ ̄;)。

H3ロケットが打ち上げに成功して 国産の探査機が月面に降り立ったと少し前、話題になりましたが、月面の温度は昼は110度以上、夜は氷点下170度にまでなるのだそうで、もはや「寒暖差」なんていう言葉は意味をなさないくらいの過酷な環境…。地球上の生物が住めるような場所ではないのだな、とあらためてびっくりです。

「マイナス40度の世界ではバナナで釘が打てる…」とは 昭和の時代のなつかしいTVコマーシャルですが、マイナス170度だと何が起きて 何が出来るのだろう?

豆腐の角に頭をぶつけて死ねるかも…(笑)。

母は81才(*^_^*)。

2月といえば 同居する母の誕生月でもあります。

御年81才になりました(#^.^#)。

いつもは花束を贈って済ませてしまうのですが、この数年足腰の衰えが著しく、出来ればまだ自らの意志で歩いてほしいとの思いから、通販などでおなじみの「SIXPAD Footfit Lite(シックスパッド・フットフィット・ライト)」を贈りました。

こんなに軽くていいの?と聞きたくなるくらい、軽い機器です( ̄▽ ̄;)。

プロスキーヤーの三浦雄一郎さんがCMの中で使っている、あれです。足を乗せているだけで脚全体の筋肉を鍛えるのだそうで、正直 どれほどの効果があるのか半信半疑ではあったのですが、ネット上の口コミを見るとまんざらでもなさそうです。

ちょうど新聞の一面を割いて 定価の2割引きで販売していて、それでも3万円超の価格でしたが、それで母の足になにかいい影響があるなら安いもんかな、と思い、購入を決めたものです。

ふだんの生活の中でウォーキングなど 運動が出来ればそれに越したことはないのですが、母の場合もう20年来「脊柱管狭窄症」を患っていて 長い歩行が出来ないのです。加えて最近は膝が痛い、腰が痛い、と言うようになってきていて、それでも家事に、炊事にと動いてくれているので、 なにか対策をと考えていた矢先でした。

本当は家事全般から引退してほしいのですが、そういったことをやめてしまうとたぶん、いや十中八九、ぼける…( ̄▽ ̄;)。これといった趣味もない人なのでなおさらです。

なにかまた効果が認められたら、このブログでもお伝えしたいと思っています。

「朝だけギャラリー」始まる(#^.^#)。

ここは とあるビルの中…。

決して広くないエレベーターホールの一角に展示された、菊地作品…(#^.^#)。

最初の1週間は ちゃっかりプロフィールまで壁に貼っちゃったりしました( ̄▽ ̄;)。

…なーんて、じつはこのビルは、私が毎朝、清掃作業に従事しているバイトの現場ビルでした(笑)。

2月半ばから 私が作業にあたっている早朝3時間ほど、この場にイーゼルを立てて絵を展示しているのです。

一部の方々に個展の案内などしてはいたものの このビルに入居しているテナントの方々の多くは私が絵を描いていることを知りません。

なので一度 ナマで絵を観てほしい、と以前から思っておりました。

私はビルを管理、清掃する立場なので 厳密にはいけない事なのですが、一人現場で誰も咎める人もいないだろうと踏んで以前から考えていたことを実行に移してみたものです。

確実に 朝出勤してくるテナントの方々の目に留まりますし、作業を終えて現場を出る際には片づけてしまうので、邪魔になることもありません。

私にとっても たとえ1点でも必ず人に観てもらえる場がひとつ出来たことになるので うれしい限り(#^.^#)。絵は 誰かに観てもらわないと意味がないものですし、哀しいかな、在庫はいっぱいあるので(笑)、週替わりで1点ずつ「公開」していければ何か、大きな変化につながりそうな気がするのです。

まったく計算外だったのですが、天井のダウンライトが本当にきれいに、作品を照らし出してくれて、最初にイーゼルを立てて絵を置いたときには「おぉ…」とつぶやいてしまいました。まるで 展示のために照明をあつらえたようで そこだけ、ギャラリーみたいに見えております。

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肝心の テナントのみなさんの反応が怖くて仕方がなかったんですが、いまのところ評判は上々…っていうか、私への態度が一変しました(≧▽≦)!! 

まあ 掃除のおじさんとしか思ってなかった人物が実は絵を描いていたなんてまったくの予想外でしょうから、無理もないのですが(笑)。私の人生にはよくあることです(*^_^*)。

ところで、すぐ上の画像は最新作です。

「あふれる想い」 22×17センチ 拾い物の画像からですが、吹きこぼれるようなラズベリーの赤い実が可愛らしくて、絵にしてみました。

まもなくやってくる、恒例の「JWS・日本透明水彩会展」の小品コーナーに出すための作品です。

湧いて出るような、花と実のパワーは出せたかな(#^.^#)。

ラズベリーの実の赤は いままで持っていなかった「アリザリンクリムソン」の単色です。また、「ハーネミューレ・セザンヌ紙」を本番で初めて使用してみました。

まずは使いやすい!色の定着がべらぼうにいいです。アルシュやウオーターフォードより定着は上のように感じました。その分、リフティングは効きませんけど。描き味はウオーターフォードによく似ていて、やわらかい滲みがじんわり拡がります。この紙を定番にしようかな、と少し、心が動いています。

JWS展、もうすぐ!

もう1ヶ月後に迫ってきたので、案内いたします。

総勢32人の、透明水彩の名手たちの競演です(*^_^*)。私も小品コーナーに3点、会場の中の壁面に2点ほど出品予定です。

ぜひぜひ、お立ち寄りください(≧▽≦)!!

母には元気で、長生きしてほしいのはやまやまなんですが、そうするとこちらは病気にもなれないなあと思ったりします((+_+))。

こと自分に限っていえば、しっかり生きて、ほんのちょっと足跡を残して、しっかり死んでいければいい…とも思います。

まあ、神さまに委ねるしかないですね(笑)。

ではでは、また~💛

次回の更新は4月1日(月)です。