操車場光る(≧▽≦)。

こんにちはみなさん…。

新年早々ご無沙汰しております( ̄▽ ̄;)。
菊地は相も変わらず元気です。

暖冬なのかそうでないのか、よくわからないこの冬です。

寒波が次々とやって来て、その度にグッと寒くなるので暖冬ではないと思うのですが、寒波と寒波の合間には 「3月並みの気温」みたいな日がぽつぽつとあったりして、そんな日はうっかりダウンなど着てると背中が汗ばんだりするので いよいよわからない…(@_@)。

日本海側の大雪は今年も大変ですが、何か工業的、科学的な技術でもってあの雪を制御できないものか、と報道を見ていていつも思います。
自分の家を守るために雪下ろしをしていて屋根から落ちたり、落雪に埋もれて命を落としてしまったのではあまりに哀しすぎます。
気象予測の精度が昔と比べて格段に進歩しているだけに、何か解決策がありそうな気もするのですが(>_<)。
「屋根に塗るだけで 雪が積もらなくなる塗料」とか、「雪が地表に届く前に溶かしてしまう装置」とか、なにか出来ないですかね(≧▽≦)!!

操車場光る…
前回アップした「下地」は 最終的にこんな作品になりました(*´▽`*)。


「操車場光る」 49 × 36 センチ

私の最寄り駅、東武東上線森林公園駅の光景です。
ちなみに元ネタがこれ…。

一大車両基地でもあるので、いくつものレールが交錯しています。
画像を撮った時はちょうど雨上がりに薄日が射してきた瞬間で、「立ちのぼる湿気と光」を表現してみたくてマスキング液などスパッタリングしています。
湿気と光、はわりと上手くいったんですが、中央の2本のレールなど気に食わない箇所もあって ちと複雑な気分…。
一旦はボツにしかけたのですが、部分的に気に入らないからといってボツにしていたのでは作品が描き貯まらないので(笑)、これはこれでよし!と思うことにしました(≧▽≦)。

フォルムの大切さ
個展の時など、絵を観たお客様から「輪郭線が見えない」「鉛筆で下書きしているのですか?」とよく聞かれます。
確かに私の絵は輪郭線は目立たないけど、意図的に線が見えないようにしている訳ではありません。
また 線が見えるより見えない方がカッコいいとも思ってはいません。
そもそも 鉛筆デッサンの際のハッチングの線の重なりなどにとても魅力を感じる質なので、輪郭線がはっきり透けて見えるような水彩画も大好物です。
私の絵で下書きの線が目立たないのは、
・もともと薄く描いているから
・線に忠実に色を載せているから
この2点を実践した「結果として」、線が見えなくなっているだけのことです。
なので、線を目立たなくするために作品の仕上げに練りゴムをかけるようなこともありません。
アマチュアの方々のなかには、物体のフォルム、カタチを大事にせず、いい加減な輪郭線のまま着彩してしまい 絵を汚くしてしまう残念な方もいらっしゃいます。
線を 単なる「アタリ」くらいにしか思っていないのでしょう。
私にとっての鉛筆の線は 美しい色の面を画面上に描きだすためのとても重要な「ガイドライン」です。

きれいな輪郭線で縁取られた面の内側を 濁りのない美しい色で正確に描き切る、その色の面の重なりで画面を作っていくのが私の描き方…。
色がうっかり「はみ出た」というのは私の場合、ありません。
面の外側へ色を導いて滲ませる際でもあらかじめ計画して「あえて」滲ませているのです。

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