𠮟咤激励の、タマネギ(#^.^#)

こんにちはみなさん…。

世はまさに春爛漫…というよりすでに夏の気配も漂う昨今ですが…( ̄▽ ̄;)。

愛車のホンダ・N-ONEが家にやってきて一年が経ちました。

先日、12ヶ月点検も終え、毎日元気にブイブイ走ってくれています。

なにしろ55才で初めて所有した自分のクルマということで、やはり可愛くて仕方がない…((+_+))。

N-ONE最大のチャームポイント、黒々、クリクリお目々…(#^.^#)。N-ONEオーナーはみんなこのヘッドランプにやられるらしい💗

色が カタログを観てイメージしていたのと少々違っていたと以前、書きましたが、そんな色も人に褒められるとまんざらでもなくて…。
「おじちゃんのクルマ、色もいい」と甥に言われたときは、何気に誇らしげな気持ちになりました。

げんきんなものです(笑)。

みなさんも、よきカーライフを!

来場感謝!

今年も 東京・丸善でのJWS展が大盛況のうちに無事、終了いたしました(≧▽≦)。
いらしてくださったみなさま、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました!

お天気こそグズつきましたが ちょうど桜の満開と重なって連日、多くのお客様が詰めかけ、作品の売れ行きも途切れることなく全体として大繫盛でした。
菊地の作品も用意した5点のうち3点がめでたくお嫁入りとなりました。
ありがたいことです。
なかには 5点すべて完売した者もおりますからね。
もちろん、売れるだけがすべてではありませんが、やはり価格を設定して販売している以上は売れた方がいい。
来年は完売を狙ってみます。
その方がドキドキして面白いですしね(*´▽`*)。

一方で、春は別れの季節でもあります。
今回のJWS展を最後に退会なさる方も2名いらっしゃいまして…。
特に 一人の方はJWSの結成間もないころから会を支えて下さった方なので、とても残念((+_+))。
本来すごくパワフルな方なのですが、年齢や身体の不調には逆らえないようです。
私も若いころは「水彩画といったらこの人、と言われるくらいになりたいな」と いっぱしの野心的な気持ちもありましたが、近ごろは「いつまで元気で絵が描けるだろう」という意識に変わりつつあります。
もっとも 会の私と同年代のみな、どこか身体に不調を抱えているようなので、みんながんばってるし!と パワーをもらってたりもするのですが。
歴史に名を残した偉大な画家達みな、身体の不調、衰えとどう向き合ってきたのだろう。
会を離れるお二人に、あらためて感謝!

ところで4月は 菊地が唯一、教える水彩画教室の年に一回の発表会「透明水彩セピア展」もありました。
こちらにいらしてくださったみなさまにも、御礼申し上げます。
ありがとうございました(≧▽≦)‼
こちらはそれこそ、70代の方がほとんど… 教室というより、地域の「寄り合い」みたいな様相を帯びてきていて、明日は我が身だなーと身につまされることも多いのですが、それでも何だかんだ言いながら続けてらっしゃるのですから、大したものです。
今年は特に、私の発案で 長辺18センチ以下の小品を一人1点は必ず出品するように義務づけたので、壁面に変化が生まれて 例年以上に見応えあるものとなりました(#^.^#)。
これは 常時描き慣れた同じサイズの作品しか描かず、いざセピア展になると同じ大きさの絵ばかりが並ぶという状態に辟易した私が、JWS展の小品コーナーにヒントを得て発案したもので、本当は15~20号くらいの大作を描いてもらいたいのですが、大きいと持ち運びも大変、額代も高くなるので逆転の発想で みなで小品を1点は必ず出しましょうと呼びかけたものです。
小さい絵で お客様の眼をぎゅーっと近づけておいて、大きい作品でどーんと突き放す…そんなメリハリが 絵画展には必要なのです。
私も新作3点ほど出品しましたが、そのうちの1点がこれ…。

「豊穣の光」 21.8×14.4センチ  玉ねぎのごろっとした丸みとつややかな質感は表現出来たように思いますが、まさかウケるとは微塵も思ってませんでした(笑)。

収穫した直後の玉ねぎ、という構図…( ̄▽ ̄;)。
なぜタマネギ?かといいますと…。
毎回、セピア展に臨む際に生徒さんたちが自ら決めた「テーマ」がありまして、出品作のうち1点はテーマに沿ったものを描く、という決まりがあります。
今回は テーマが「花か野菜」だったのに野菜を描いた方が一人しかおらず、みんな花に「逃げて」しまったため(まあ、気持ちは理解出来ますが)、あんたらやる気あるんかい! 野菜だって絵になるんだぜぇ、と 講師自ら手本を見せるべく(見本というよりあてつけに近い…笑)𠮟咤激励のつもりで えいやっと描きおろしたものです。
とはいえ私自身、玉ねぎ描いて誰かちゃんと観てくれるんかな、と思ってましたがこれが、意外にウケまして…( ̄▽ ̄;)。
描いている間も結構楽しかったのですが、セピア展の期間中もお客様の耳目を集めたようで いらしてくださった方々みな、スマホで写真に収めていたといいますからびっくり…描いてよかったぁ、と 後々 しみじみ思ったものです。

唐突ですが 野菜も絵になることを私に教えてくれたのは、日本画家の中島千波さんです。
直接指導された訳ではありません。お会いしたこともないのですが。
いまから30年以上も前、私がまだ20代前半のころだったと思います。
NHK「きょうの料理」のオープニングのタイトルバックに中島千波さんの絵が使われたことがありました。
料理番組のオープニングですから 絵の題材も食材ばかり、毎月絵が変わるのですが、その題材が 葉物野菜はもちろん、きのこ、タケノコ、根菜類、はては青魚等々… えぇぇ!これが絵のモチーフになるのか⁉と、目からウロコ、衝撃の連続で、デザイン学校出たての私のモノを見る・観る目を一撃で変えてくださいました。
恐れながら、いまでも中島さんを「心の師」と、お会いしたこともないのに勝手に仰いでおります。

みなさんに於いても いつもと違うモノ、ふだんの私なら絶対描かない、というようなモチーフをあえて選んで描いてみることをおすすめします。
必ずや、何か発見があるはずです。
脳も活性化しますしね(笑)。

ではでは、また~💛

次回の更新は6月1日(土)です。